今回、Z34 Version TにNISMOのスポーツサスペンションキットとスタビライザーキットがセットになった【S-tuneサスペンションシステム】を装着したので紹介します。
このパーツは、グレードによって車体剛性など細かな違いがあるZを「Z NISMOやVersion NISMO」の乗り心地に近づけ、同等以上のスポーツ性能を再現する足回りのセットアップ部品です。
スタビライザーを同時装着するのが最大の特徴。
http://www.nismo.co.jp/products/catalogue_2017/index.html#page=179
<改めて「スタビライザーの効果」を簡単に知ろう! >
直進時には機能せず、コーナリング時、左右のロール量を抑制しシャープな乗り心地を生み出します。高速域での路面追従性等を求めるサスペンションとは違う機能です。
普段の街乗り/交差点や曲り道で、車が左右に傾く事を少なくし、よりスピーディーに乗れるって事です。特に、ロールが少ないという事は、助手席に乗られる方、特に女性の方にとっても体の動き/負担が少なくなるので、おススメです。
<装着風景:フロントサスペンションとスタビライザー>
サスペンション仕様:ノーマル形状、減衰力固定式、ショートストロークタイプ、
車高変化代前後共に-10mm
<装着風景:リヤサスペンションとスタビライザー>
取り付け作業の最後は、アライメントの調整を行います。
もちろん、タイヤの摩耗具合等を把握し、且つ、乗り手の好みを確認し、
大森ファクトリーの味付け/調整を施します。
<調整風景:アライメント>
今回の施工は、細かな消耗品を追加交換したのですが、部品代が約27万円、アライメントを含めた工賃が約7万円、合計で約34万円(税込)の作業となりました。
大森ファクトリーでは、走行プログラムを通じて、様々なセットアップを実際に確認していますので、皆さんに合った提案が出来ると思います。
お気軽にサスペンションの交換も依頼して下さいね。