経年劣化って、こう言う事なんですよね~【BNR32編】

こんにちは~

今週の日曜日、筑波サーキットで開催されるZ-Challengeへ、

スタッフ?応援?として初参加する鷹巣です。

が、ものの見事に曇りのち雨!ウエット!な予報になっていましたね~。

さすが雨男の鷹巣、健在です 笑

一応、晴れ予報に変わる事を祈ります 笑

レースに参加される方、ほんと、ごめんなさ~い!

 

さて、BNR32の方から不具合の相談があり、

第二世代GTR乗りの皆さんにもあり得る不具合なので、紹介してみますね。

内容は「走行中にアクセルをOFFにしてもエンジン回転が下がらない!」との事でした。

なんとな~く、原因は分かっていましたが、やはりここかって感じでしたね。

ずばり原因は、スロットルチャンバー本体のスプリングです。

写真を拡大してみると良く分かりますが、

スプリングを押さえているプラスチックのカラーが割れてしまい、スロットルが戻らなくなったって訳です。

まさに経年劣化で割れてしまったって感じですよね・・・どうですか?この画像で分かります??

今回は、スロットルリンケージAssyで交換しました。

ちなみに、作業している森田メカニックが工場で叫びだしたので駆けつけてみると、

燃料タンク周辺から何かが漏れているではありませんか!?

拡大してみると、

完全にホースが切れてる・・・

原因のホースを見てみると、膨張して、小さな亀裂が確認できました。

この機会に燃料タンク本体を降ろして、全ホースを交換する事にしました。

もちろんヘリテージパーツをフルに活用しますよ~

オーナー様、もう少しで修理が完了しますので、もう少々お待ちくださいね!

でもあれですね、経年劣化でのトラブルは、何時?どこで?どんな風?に起こるか分かりませんね・・・

但し、長年の経験の蓄積か、大森ファクトリーのメカニックは、確認するポイントが染みついており、

頼んでも無い不具合を報告してくれます 笑

嬉しくも、頼もしくもあり、え~って!感じでもありますけどね~。

それでは、また。

鷹巣