【Chassis AUGUST report】 部分塗装の一例で。

こんにちは。

シャシ系レポート8月編です。

大森ファクトリーで当たり前に行っている修理や点検の方が良いかもと思いながら、今回は 【部分塗装のススメ】 で行きますね。

ちなみに今回悩んだ候補は 「BNR34純正ラジエターの修理」 と、同じくBNR34の 「イモビライザーC/Uの内部回路の不具合」 などなど。

さて、本題です。普段はエンジン施工に合わせて行うオーナーの方が多いこの作業、BNR34の 【エンジンルームの板金・塗装】 を紹介します。

フロント部分でサビや腐食が多い箇所として、BNR32では、バツテリーサポートブラケツト周りの腐食。

BCNR33とBNR34は、ショックアブソーバーの取付BODY側パネルの腐食。 BCNR33に多いのはフロントピラー付け根パネルの腐食もあります。

これらの板金補修自体は、エンジン搭載状態で作業を行う事も多いです。

もちろん、板金修理に合わせてエンジンルームを車体色に塗りたいって事で、エンジン施工は行わずに、塗装だけでエンジンを降ろす事もあります。

こちらの白いBNR34は、エンジン施工と同時に、エンジンルームや色替えのオールペイント作業途中の風景です。

配線から細かなブラケット類も全て外された状態が解りますか? この先の何十年間を考えると中途半端な状態では塗装はしないです。1回やるかやらないかの作業でもありますし。

塗装終了後には、ボルト穴も塗膜がのった状態なので、タップを使い全てのネジ山を元に戻します。(塗膜除去)結構、地道な作業になる事が解りますよね。

エンジン施工と同時の作業が工賃に無駄が無いので推奨しますが、エンジンルームに限らず、BODYを長持ちさせる目的だけで、部分的な板金塗装も良いと思います。

オーナーの皆さんは、是非、自分の予算に合わせた付き合い方をしていって下さいね。