定期的なメンテナンスの大切さを実感しました!

こんにちは~

ここ最近、不具合が発生した車両が続々と入庫しています(悲)

修理が完了した車両、これから原因を追究する車両とありますが、

皆さんの参考になるかもしれないので紹介します。

 

まずは、筑波サーキットを走る事が大好きなER34女子。

先だって、「サーキット走行中にサスペンションが壊れた?」と電話連絡が入り、

「ステアリングを右に切っているのに、左前のタイヤが左を向いて?いる?

なんで?なんで??

おまけに、ホイールの内側とブレーキキャリパーが干渉して、削れて?います??」

鷹巣の頭の中も、なんで~~って感じっす(汗)

原因は、アクスルに付いている【ハブ本体が折れた】事により、ホイールとタイヤが落ちてしまい、

キャリパーと干渉していたんです(驚)

まさか折れるとは・・・

ちなみに、こちら側は、正常な状態のハブ本体です。

サーキット走行でだいぶ酷使された積み上げなのか、経年劣化なのか…

今回は、左右共に交換を行いました。

ちなみに、破断面を顕微鏡(×500~5000)で診ると、

疲労破壊・延性破壊・脆性破壊・応力腐食割れ(ステンレス)って具合に判断が出来ますが、

さすがに今回も普段もしませんよ(汗)

ブレーキキャリパーの外観も酷い状態・・・(涙)

今回は、これも新品に交換をして、ばっちり作業完了っす!

アライメント調整も問題なく終了~

オーナー様、もうすぐ納車できますからね!

 

お次は、サスペンションからの異音が気になっていたところに、

何か異物を踏んだ?拍子にタイヤがバーストしたBNR34。

この亀裂具合はなかなか見ない状況っ巣・・・写真で解りますか?

ちなみに、タイヤは2012年製造品。6年前か~びみょう~

異音の探求/不具合確認ですが、まずは、新品タイヤに交換しないと...

このオーナーの使用用途としては、週末にプライベートで乗るだけなので、

これは経年劣化の一例ですね~

次回からは早めの交換をお勧めします。

第二世代GT-Rのオーナーの皆さんにも、走行距離が少なく、タイヤ摩耗が無い、

年数だけが経過したタイヤを着けたままの方も多いはず。

ゴム自体の劣化も注意が必要ですね。

お二人とも、特に怪我もなく大事には至らなかったので良かったです。

今回紹介した事はめったに無いのですが、定期的なメンテナンスは、

やっぱり大切だと、改めて実感しました(汗)

結果的に、おサイフから出ていくお金が増えますし(泣)

オーナー様、しっかり修理しますので、少々お待ちくださいね!

 

車検や通常点検は健康診断、大森ファクトリーが行う車両診断は車だけど人間ドッグ、

是非、使い分けて活用して欲しいなぁ~不具合の未然防止っ巣!

では、また。

鷹巣