皆さんこんにちは、店長の鷹巣です。
いや~、毎日猛暑でたまりませんね ( ̄▽ ̄;)
もうね、外にいるだけで溶けちゃいそうですよ、ほんとに・・・
さて、久々にエンジン組み立て室を見にいったら、エンジンメカニック長鶴がR4エンジンの組み込みをしていましたよ。
ちなみに、大森ファクトリーでお客様に施工するR4では1号機 (^_-)-☆
昨年の7月にご来店頂いた際、S2エンジン施工でご契約を頂いたのですが、12月にR3/R4エンジンが発売開始となり、かな~り悩んだ結果、最終的にR4エンジンに変更となった訳なんです!
車両は、大阪在住の方で黒のV-SPEC Ⅱです。
オーナー様、この写真でご自身の車両だって分かりますかね?
奥様がブログを楽しみにしていると伺ったので、遠慮なく紹介させて頂きましたよ (^^♪
エンジン組み立てでは、丁度シリンダーヘッドの加工を行っている真っ最中でした。
ポート研磨をしている時にポート内の表面にクラックが入っている事が発覚・・・ガーン ( ̄▽ ̄;)
写真だと分かりづらいですけどね・・・
黒い部分の下側に、薄っすらと縦にクラックが入っているの分かりますかね??
通常だと分からないのですが、一皮むいた事で出てきた傷のようです。
さすがにR4エンジンで馬力もトルクも出る仕様なので、このまま継続使用はできないかな・・・
お客様に連絡をして、今回はシリンダーヘッド交換となりました。
ほぼ形成が終わっていただけに、加工していた長鶴は肩を落としながらやり直ししていました ( ;∀;)
一方、エンジン本体の方には、何やら見慣れぬ部品がエンジンブロックの上に取付けてありますね。
なんだろ、これ・・・
さて、ここで問題ですよ。
皆さん、これが何の為に取付けてあるか分かりますか??
これは、エンジンブロックのシリンダーボア(内径)を計測する時に、シリンダーヘッドが取付いている状態を再現するダミーヘッドなんですよ。
14本の太いボルトで取付するので、単品のエンジンブロックだけだと正確な内径の計測ができないって訳です。
皆さん、「お~、なるほど」って思ったでしょ?
何気に鷹巣も勉強になりました (;^_^A
こちらは2.8L用のGTクランクシャフトですね。
現在はシリンダーヘッド加工も無事に終わり、カムシャフトやタイミングベルトが取り付けてありました。
オーナー様、シリンダーヘッド以外は順調に事が進んでいますよ (^_-)-☆
仕上がりを楽しみにしていてくださいね。
以上、鷹巣レポートでした。