皆さん、こんにちは~
台風が来てますね・・・、今日は早く帰らないと・・・
さて今回は、通常のメンテナンス中に見つけた不具合事例の紹介ですよ。
先日、エンジンオイル交換で入庫したBNR34の方で、リフトに車両をセットアップしたところ、
ん?? フロントホイールの内側がグリスだらけ??
ピンときた方はいます? 笑
そうです、フロントのドライブシャフトブーツ(右側)のアウター側が完全に切れていました・・・
しかも、パックリ・・・
この切れたブーツが、ロアアームの上に落ちていましたよ 汗
って事は、反対(左側)も確認せねば・・・
やっぱり、インナー側が破けていました・・・
オイル交換だけのつもりが・・・
今回は、左右ドライブシャフトブーツのアウター側、インナー側共に交換を追加で実施です。
ちなみに、大森ファクトリーでは、ただブーツだけを交換するのではなく、
全分解→洗浄→各部点検→組み付け/ブーツ交換の工程で行います。
で、皆さんに考えて欲しいというか、間違わないで欲しい【ミニ知識】なのですが、
【ブーツ切れはベアリング部のグリス交換を行う、メンテナンス時期の目安の一つです】
以前から、価格の安さ、作業時間が短い事もあり、一時しのぎや車検対策として用いられることが多かった分割式ドライブシャフトブーツですが、最近は、耐久性も上がり、接合方法(接合部を溶かすことでより強固に接合する溶着)も大幅に改善された事で見かける機会が増えています。もちろん、中に入ったグリスを保持する為にはブーツは大事なのですが、根本は、ベアリング部の摩耗や破損を起こさない為にグリスが入っています。【金属部を守るグリス交換をしないブーツ交換は・・・です】
純正もリビルトも手に入らないシャフトもあるので、メンテナンスの目安を見逃さないで下さいね。
本質を間違わず!大事にメンテンナスをしていけば、長く使えますから!
あなたの愛車は大丈夫ですか? 笑
皆さんも、時々ホイールの内側を覗いてみてください。
さ、9/14(土)は富士スピードウエイで R`sミーティングが開催されますね~
勿論、大森ファクトリーも出店しますよ。
ちなみに、鷹巣も当日はスタッフとして現地に向かいます。
あ、天気がどうなるかは、乞うご期待と言う事で 笑
それでは、サーキットでお会いしましょう!