BNR34シャシリフレッシュ/Chassis Refreshの施工事例紹介 ~純正スプリング継続で。

皆様こんにちは。

今、BNR34 Mspec の シャシリフレッシュ を実施中なのですが、オーナーさんのご希望で、Mspec の乗り心地を継続する仕様にしました。

そこで、また ・・・・ マニアックな内容ですが、参考で施工の一部を紹介しますね。

 

今回の課題は、生産廃止になった純正サスペンションスプリングへの対応です。

もちろん、新品が入手出来たり、他のショックアブソーバー一式交換で良ければ問題無い話なのですが・・・皆さんならどうしますか?

普通は何も判断せず、無いものは無いで、継続使用が一般的な施工なのですが、大森ファクトリーだと今回のような確認をする事があります。特例ですが。

 

何をするかと言うと、「スプリングテスター」を使用し、バネレート・自由長などがメーカーの規定値に収まっているか測定し、継続可否を判断します。

下の写真が測定中のテスターに設置されたスプリングです。

※写真は別車両、BNR32フロントスプリングのテスター風景。(塗装剥離後時点で)

 

ちなみに、結果表はこちら。

具体的な数値は伏せさせて頂きますが、基準値に収まっていましたので再使用していきます。。

 

新品のショックアブソーバーと組付け終わった状態はこんな感じです。

(施工前)

 

(施工後)

 

今回はショックアブソーバー前後4本、フロントスプリング2本の新品部品があったので完璧でした。オーナーさんのご希望になんとか答えられました。

もちろん、測定結果がNGの場合、どうするかはオーナーさんとの相談ですが、適当に継続しているだけでは無い、そんな事例の紹介でした。

※部品の規定性能値を知らないと出来ない事柄なので、shopさんや販売店で無理難題は言わないで下さいね。

 

さぁ、生産廃止のリヤスプリング以外の部品は新品に交換出来たし、シャシリフレッシュ ・ エンジンO/H ・ エンジンルーム塗装 の作業を 森田メカ が作業中です。

オーナーさん、今しばらくお待ちください。

そして、これから各リフレッシュメニューやチューニングを考えているオーナーの皆さんには、少しでも参考になりましたか?

では。