SKYLINE GT-RのBODYを長持ちさせる為にコツコツと!アライメント調整のすすめ。

今回は四輪アライメント測定調整作業をご紹介します。

皆さんも、車両のアライメントがズレていると真っ直ぐ走らない、タイヤの摩耗が左右で違うなどの原因になったりする事は知っていますよね!

もちろん、アライメントはサスペンションやダンパーキットを変えたり、車高を変えたりした時などは実施していると思いますが、負荷が高いサーキット走行はもちろん、一般道のみの走行でも徐々に適正値から外れてしまう事もあります。

したがって定期的なアライメント測定・調整をおすすめします。

販売店やショップと同様に、大森ファクトリーでも四輪アライメントテスターとアライメント用リフトを使用し(リフトから下に伸びている8本の赤い棒でリフトと車両の水平を出し)高精度のアライメントを実施しています。

もちろん、車両の状態やオーナーの走らせ方によっては、オリジナルな調整値にする事を行うのですが。

で、ちょっと大げさな題名だったのですが、アライメントの測定値によっては、ブッシュ等のゴム類劣化、リンクやメンバー類の微妙な歪み、BODYの歪み変形の可能性など、様々な要因を把握する事になる場合もあるんですよ。

各部の小さな歪みを放置すると、そのストレスは行き場を無くし、BODY本体で吸収するしかなくなります。つまり、理屈的にはBODYの寿命を短くしていっているわけです。

皆さん、少しアライメント測定調整の見方が変わりましたか?  劣化や摩耗を防ぐ事は出来なくても、様々な不具合を蓄積させず、劣化を進行させない事は出来るって事です。

で、「コツコツと」なんです。

目安は、サーキット走行をする人は半年~1年毎、一般走行だけの人は1~2年毎が良いと思います。

 

アライメント作業や車両診断メニューは予防の為の診断。サスペンション・シャシーリフレッシュは実際の治療。

皆さんも考えてみて下さいね。