Z33 不具合紹介 「点検・REFのすすめ!編」

皆さん、こんにちは。

サーキット走行やチューニングなど、幅広くベース車として使われている Z33。 最終型でも12年が経過しました。

今回、不具合事例として一部を紹介しますので参考にしてみて下さい。

不具合の主たる原因は経年劣化。走行距離が少ない車両でも各部の劣化が散見されます。

 

その① 【デフマウントブッシュのオイル漏れ】

これはよくある症状でデフマウントブッシュのゴム部が劣化し、中のオイルが漏れてしまいます。この状態になると、デフAssyが動いてしまい、走行性能に悪影響を及ぼし、さらに振動も伝わり易くなってしまいます。

 

その② 【ブーツ切れによるグリス漏れ】

これもよくある症状ですね。ドライブシャフトブーツ切れも同じような原因ですが、ゴム部の劣化で固くなり、ブーツが切れ、中のグリスが漏れてしまう症状です。中のグリスが無くなると金属同士が接触し焼き付きを起こす可能性が有ります。

 

その③ 【FR トランスバースリンクブッシュの破損】

 

ここまでの症状はなかなか見ないですが、ゴムが完全に破断して、リンクから取れてしまいました。更に今回はリンクがメンバーに当たっていました。

ここまでいくとリンクが動いてしまい異音・振動・アライメント・走行性能に悪影響が起こる事は言うまでもありません。

 

他にも「ハブベアリングのガタ」など、注意しなければいけない箇所は色々あり、日ごろの点検・メンテナンスが非常に重要です。

 

Z33(380RSも)も シャシREF ・ サスREF をやる時期に入ってきました。

冷却系チューンであったり、エンジンのオーバーホールであったり、気軽にご相談下さい。